他人に関心をもたないとどうなるか
従業員レベルは、確かに高い。
しかし、それを「誰もがレベルアップできる」仕組みや習慣を整えていくことに大きく欠けている。
別に、「自分の用意した通りにしろ」ではない。むしろ自分の考えを持つことが重要と教えられている。
仕事観もすばらしいひとだ。
でも、人に関心を持っていないのだ。
私はこんなに頑張ったという自慢話。
お前らもついてこい!にも、従業員「で?どうすれば?そりゃ●●さんはすごいのは知ってるよ。」
異なる回答が返ってきたら「でも」。
問いかけに見えることは、同意を求めたり、自分が満足するための質問。
本人はこだわっていないポイントでほめられる。
実は「相手に問いかけ、言葉を引き出している」ようで、独裁的なのだ。
実は日頃も、叱責しては「なぜ出来ないの?昨日●さんも怒られていただろ」
ほめては「▲さんはこういう行動をとっててすごいんだよね」
なぜそうしたか、なぜそう考えたのかがなく、常に喋りが一方的なのである。
そのため、従業員もじょうしに「はい、わかりました」以外、答えようがない。自分が何を意図したか、従業員自身もわからないから。
現在地点と、次踏み出すことを一緒に考えられない。
だから、新人さんや、もう少し頑張ればもう一歩、という人が伸びていかない。
物理的な疲労とか、もしくは合わなくて、やめてしまったら、今度は「新しい人いつ来るかな」となる。
関心を持って、その人の考えや意図を聞くことで、自分も相手ももっと理解しあえるのでは。